どちらも素敵だということ。
「やめる・辞めない」の2択ではなく、
それぞれ「別物」と捉え、
シーンや自分の目的に合ったものを使い分ける。
【カラコン・しっかりメイクの魅力】
でも…
【ナチュラルメイクの魅力】
ただ…
こんな風にそれぞれメリット・デメリットがあります。
「手の届かないアイドルのような綺麗さ」
「地に足のついた自分らしい綺麗さ」
どちらがダメ、ということはありません。
ですが、年齢や立場によってどちらが「ふさわしいか」は変わってくるかもしれません。
「どんな自分でいたいか」
「誰と、どこで過ごすか」によって、
選ぶ美しさは変わります。カラコンやしっかりメイクを迷い始めているなら、
カラコンやしっかりメイクを辞めることは、
最初はとても勇気がいることだと思いますが、
実は、パーソナルカラーを使ったメイクは
「その人の持つ瞳の強さ」がグッと表に出てきて、
芯の強さやエネルギッシュさを演出してくれます。
カラコンやしっかりメイクでは表現できない
「自然体の強さ・その人自体が体現されたような美しさ」が現れるので
安心していただきたいなと思います。
また、パーソナルカラー診断をするときには、「瞳」をしっかりと見ます。
それぞれとても綺麗です。
カラー診断を受けて
「自分の目ってこんな感じだったんですね、結構キラキラしてる・・・」
こんな風に驚かれる方も多く、
カラーコンタクトレンズを外すきっかけとなった方もいらっしゃいます。
カラーコンタクトレンズは確かに美しい。
けれど、どこか 美し過ぎて。と、私は感じます。
目は口ほどに物を言う
という言葉があるように、
コミュニケーションをとる上では、
目は「その人を知るための」大事な要素かなと思っています。
美しさを追求する時と、
コミュニケーションが大事な時。
これで使い分けても良いかも知れません。
同じ色の3つの茶色の○ですが。
アニメ、お好きな方も多いと思います。
今や日本アニメは世界を魅了する文化となっています。
アニメキャラクターのパーソナルカラーってわかりますか?
というご質問をお客様から頂くこともあります。
私達人間にとってのパーソナルカラーは
が関わってくるのに対し、
アニメはイラストなので
という観点にはなりますが、
アニメで使われる色使いは
パーソナルカラー業界で使う「スプリング・サマー・オータム・ウィンター」と共通する
ところがあります。
アニメに詳しいわけではないですが、
大体のキャラクター(の配色)を「スプリング」「サマー」といったように
分類することは可能かなと思っています。
例えば、大人気の「鬼滅の刃」
竈門炭治郎くんはパーソナルカラーグループ名だとウィンターの色が使われています。
(羽織の色に使われている緑や、少し赤みがかったブラウンの髪色は、
パーソナルカラーウィンターの人におすすめの緑・茶色なので参考になさってくださいね。)
「スプリング・サマー・オータム・ウィンター」というカラーグループ名は
パーソナルカラー業界で使われる言葉ですが、
「色相・明度・彩度・清濁」という大事な色の4要素を基に作られたカラーグループです。
この「色の4要素」は「色を表すための座標」のようなもので、
この4要素があることで「どんな色か」を示すことができるのです。
パーソナルカラーで使う「スプリング・サマー・オータム・ウィンター」というカラーグループは、
色の4要素「色相・明度・彩度・清濁」の特徴が共通した色同士を集めたカラーグループになっていて、
色の特徴が似ているので「色同士の相性が良い=色合わせが綺麗にまとまる」
パッと見て安定感のある色合わせになる色が集まったカラーグループなのですが、
この色の大事な4要素「色相・明度・彩度・清濁」は、
パーソナルカラー業界だけでなく、
あらゆる場面で使われる「色」に共通しているもの。
アニメのキャラクターも肌色・髪・目・衣装・武器などの色がまとまりよくなるよう創られていますので、
色の特徴をある程度揃えて色設定されていると思われます。
アニメ関係者の方が「ウィンターカラー使お」とは思っていないでしょうが、
色のバランスを考えて色を整えた結果、
パーソナルカラー業界で言うところの
「ウィンターカラーのキャラクター」
「オータムカラーのキャラクター」
になっている、という感じでしょうか。
ただ、作品全体としてオータムカラーっぽいくすみ色でまとめて、
その中で更に細かく色の4要素で分けてキャラクターを描き分けている場合も
あったりするので、十把一絡げに
「アニメキャラクター全部 パーソナルカラーグループ分けできます!」
とは言い切れないのですが、
ここは、色のおもしろいところで
先ほど例に挙げた作品全体がくすみ色っぽい場合は
「パワフル・キュート・ギャク・ロマンス」というより
「ヒューマンドラマ・ミステリ」のような 考えさせるアニメである傾向が強いです。
これが「色が心に与える効果」
色は物理的に綺麗に見せる効果がありますが、
一方で 人間の心に心理的に作用することもあります。
「見た目に美しく」「心に響く」色
こうしたところが巧みに使われているので日本アニメは人の心を惹きつけているのだと思います。
そういう意味では、
アニメでこんなにも多くの人の心が揺さぶられているならば、
現実世界で「人」も アニメ・アニメキャラクターと同じように
「見た目に美しく・心に響く色」を
使えば良いのになぁ…
と、色のことをちょっと詳しく知る者としては
思ったりします。
アニメがお好きな方も、そうでない方も ご自身にも上手に色を取り入れると
何気ない毎日が少しドラマティックに、彩り豊かに なるかなと思います。